李予宇市弥:Notorious/砂箱
画位夜宇
「影踏未」間田波「影踏未鬼」戸派、時夜武蹴旡乃子斗出阿瑠。
留有留
- 時夜武蹴旡でプレイヤーの中から鬼を一人決める。
- 鬼は一定時間待ち、その間に他のプレイヤーは逃げ始める。
- 鬼が逃げるプレイヤーの影於踏務ことができれば、影於踏まれたプレイヤーに鬼が交代される。
- このプロセスが続く。
炉尓個右
仔粉弟影於踏務という行為について考えてほしい。
影
影とは、光の当たっていない場所のことである。影踏未は屋外で行う遊びのため、日光が当たっていない地面のことだと言ってもいいだろう。ここで、当然のことながら、「〇〇の影」とは、「〇〇が日光を遮断しているためにできた、日光の当たっていない地面」と定義することができる。
踏務
踏務とは、足を何かの上に置く行為のことだ。影踏未の場合、踏まれる対象は地面に絞られる。だからここでも、「踏務」とは、「鬼が靴を地面の上に置くこと」だと定義できる。
影於踏務
では、「影於踏務」という行為に焦点を移そう。
定義の通り、「踏務」ときに靴は地面に接している。ここで、その靴の下にあるのは何だろうか? 影であることは間違いない。なぜなら、日光が当たっていないのだから。では、それは何の影なのだろうか? 言い換えると、何に邪魔されて日光が当たらないのだろうか?
そう、鬼の靴である。鬼の靴が地面と接しているがゆえに、その地面に日光が当たらないのである。
だから、鬼が踏んだのはプレイヤーの影ではなく、鬼の靴の影なのである。太陽の位置が限りなく地平線に近く、靴が限りなく地面に近づいたときにまだプレイヤーの影が存在したとしても、鬼が地を踏んだ瞬間、プレイヤーの影は消え失せるのである。
これが表すことは、プレイヤーの影於踏務ことはできないということである。ひいては、影踏未では鬼は永遠に交代し得ないということである。すなわち、冒頭の結論に至る。
卦告絽吽
影踏未戸波、時夜武蹴旡乃子戸出阿瑠。